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北の国から2013・FINAL〜大型水槽付ポンプ車編〜 [東日本の消防]

遂に北海道消防特集も今回で最後です[end]

(最後なのでちょこっと文量多めです[どんっ(衝撃)]
結論からいうと、最後の方は今回お世話になった皆様へのお礼です[ひらめき]



ラストを飾るのは大型水槽付ポンプ車(タンク車)

最も「北海道らしさ」が出る車両だと思います。

 かつては3軸のダンプシャシをベースに、吸管外付けで大容量の水槽を積載し、なんとなくアメリカのポンパーのような雰囲気をも纏う車両でした。

 そして3軸の大型シャシをベースに、オールシャッターのボディ内には水も資機材も目一杯積載量が確保されているのが最近のトレンド。さながらアメリカのF.D.N.Y.のレスキューのような雰囲気。さらに専用液体と水を混合し、そこに空気を含めて泡状にすることで少量の水でも効果的に消火できる「CAFS」システムの搭載により、さらに火災対応力を向上させている車両も。
 また、消火系装備の充実のみならず、エンジンカッター等の救助資機材の充実も図られており、もはや「レスキュー」といっても過言ではない(!?)




・広大な面積
・広い道路
・水道網だけではカバーしきれない分の水利確保

 これらを踏まえた結果、この北海道カラーの濃厚な大型車両が出来上がり、そして今に至るまでに熟成されてきたといえるでしょう。そしてその車体サイズゆえに、いわゆる普通の「日本の消防車」とは一線を画するものに仕上がっており、それがアメリカンテイストを感じさせているのだと思います。




釧路市消防本部 中央消防署
t釧路タンク2.jpg
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網走地区消防組合消防本部 大空消防署
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北見地区消防組合消防本部 常呂支署
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SR8_1458 - バージョン 2.jpg
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網走地区消防組合消防本部 網走消防署
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網走地区消防組合消防本部 網走消防署 南出張所
t網走南タンク.jpg
↑同じ網走消防でもラインのカラーが異なるようです。所属署隊別に異なる?


 以前にも書きましたが、北海道の消防署ではそれぞれ新車から往年の名車まで、マニアックな小型車両からド迫力の大型車両まで、1署で一気に満喫できるところがイイですね!


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 今回、限られた時間の中でお仕事中のところ突然おじゃましてしまったにもかかわらず、点検中のところを撮影させていただいたり、またあるいは無理なお願いを聞き入れていただいた上で対応してくださったりと、ご協力をいただきましたすべての消防職員の皆様には本当に心より御礼申し上げます。

ありがとうございました。

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