平成30年宇都宮市総合水防訓練~水難救助訓練~ [宇都宮消防]
こんにちは。
訓練関係記事は気がつけばロクに更新もせずまた1年。最近本当に時間が経つのが早いです。
ここ最近大きな地震に風水害、それから猛烈な暑さという、ともすれば三重苦の状況すら現実に起きてしまっています。被災された方々にはお見舞い申し上げ、また犠牲になられた方々に対し、哀悼の意を表します。
自然災害の猛威を見せつけられ、まさにその生きた経験が鮮明な今こそ、防災について考える必要があると思います。
もう実際に水の災害は起こってしまったわけですが、そうした事態に対処すべく、各自治体・地域ではこの時期(5~7月)に水防訓練や水難救助訓練が行われます。我が地元・宇都宮でも、「総合水防訓練」が実施されました。
比較参考までに昨年の訓練の模様はコチラ
今年から、毎年参加する栃木県消防防災ヘリコプター「おおるり」の機体更新により、新型機体特有の地上への風圧影響を考慮し、水難救助訓練の会場内での配置が若干変更になりました。
<航空隊地上安全管理・水防指揮者上空視察訓練の模様>
地上にて水防指揮者である市長が搭乗する防災ヘリの離発着地点に向け安全管理隊として急行する中央救助隊
上空視察する市長を搭乗予定の防災ヘリ離発着地点まで輸送する消防局警防課
※尚、今回の訓練では天候状況の悪化により、予定されていた航空隊の参加演目はすべてキャンセルになりました。(以下の水難救助訓練中も同様。)
<水難救助訓練の模様>
訓練想定:増水河川に流された水没車両が2台、要救助者が各車両内に1名ずつ計2名取り残されているもの
水防団偵察班より事故車両および要救助者発見報告。宇都宮市消防局に出動要請
水難救助装備の中央救助隊、水難救助事案に特化した宇都宮特災隊(西署)、直近の清原救急隊(車両は救急東2)が現着
現着と同時に高度救助隊長・副隊長により現場把握。要救助者に対し呼びかけを行います。
(個人的にはココが一番のグッとポイントです)
高度救助隊長より各隊員に活動方針伝達
「特災隊と連携し要救助者を救出せよ!」「よしっ!!」
導入当初は数分かかっていた水陸両用バギーの展開も、熟練されアッと言う間に。
バギー両サイド文字表記は当初乗員の乗降に伴う摩耗で何度か消えては貼り直しを繰り返していましたが、カバーによる対応策がとられたようです。
地上から水上の要救助者を確保するためのロープを救命索発射銃で要救助者の元へ。
特災隊の運用するバギーに中央救助隊が同乗し、要救助者の元へ。(水上の想定)
救出した要救助者を清原救急隊へ引き継ぎ
救助完了!
ヘリの参加項目が無くなったため(←残念ながらこのパターン最近多いですね)、地上部隊が全面的に注目される訓練となりました。
会場の配置も変わり、東梯子によるマイナス角伸梯救助もなくなって少しさびしい点も。。。
会場配置・天候の事情もあって撮影にはなかなか苦戦しました。反省点をまた次にいかしたいと思います。
できれば次は東支援の車上デッキを現場指揮所に、平石2や河内2の水難救助対応型ポンプと低所救助に強い簗下屈折か西屈折を・・・利根川水系コラボのときに望みをかけたいと思います。。。(ぜひ!ぜひ!!m(_ _)m
訓練参加された皆様、おつかれさまでした。
訓練関係記事は気がつけばロクに更新もせずまた1年。最近本当に時間が経つのが早いです。
ここ最近大きな地震に風水害、それから猛烈な暑さという、ともすれば三重苦の状況すら現実に起きてしまっています。被災された方々にはお見舞い申し上げ、また犠牲になられた方々に対し、哀悼の意を表します。
自然災害の猛威を見せつけられ、まさにその生きた経験が鮮明な今こそ、防災について考える必要があると思います。
もう実際に水の災害は起こってしまったわけですが、そうした事態に対処すべく、各自治体・地域ではこの時期(5~7月)に水防訓練や水難救助訓練が行われます。我が地元・宇都宮でも、「総合水防訓練」が実施されました。
比較参考までに昨年の訓練の模様はコチラ
今年から、毎年参加する栃木県消防防災ヘリコプター「おおるり」の機体更新により、新型機体特有の地上への風圧影響を考慮し、水難救助訓練の会場内での配置が若干変更になりました。
<航空隊地上安全管理・水防指揮者上空視察訓練の模様>
地上にて水防指揮者である市長が搭乗する防災ヘリの離発着地点に向け安全管理隊として急行する中央救助隊
上空視察する市長を搭乗予定の防災ヘリ離発着地点まで輸送する消防局警防課
※尚、今回の訓練では天候状況の悪化により、予定されていた航空隊の参加演目はすべてキャンセルになりました。(以下の水難救助訓練中も同様。)
<水難救助訓練の模様>
訓練想定:増水河川に流された水没車両が2台、要救助者が各車両内に1名ずつ計2名取り残されているもの
水防団偵察班より事故車両および要救助者発見報告。宇都宮市消防局に出動要請
水難救助装備の中央救助隊、水難救助事案に特化した宇都宮特災隊(西署)、直近の清原救急隊(車両は救急東2)が現着
現着と同時に高度救助隊長・副隊長により現場把握。要救助者に対し呼びかけを行います。
「我々はあなたを把握しています。あなたを必ず助けます」
(個人的にはココが一番のグッとポイントです)
高度救助隊長より各隊員に活動方針伝達
「特災隊と連携し要救助者を救出せよ!」「よしっ!!」
導入当初は数分かかっていた水陸両用バギーの展開も、熟練されアッと言う間に。
バギー両サイド文字表記は当初乗員の乗降に伴う摩耗で何度か消えては貼り直しを繰り返していましたが、カバーによる対応策がとられたようです。
地上から水上の要救助者を確保するためのロープを救命索発射銃で要救助者の元へ。
特災隊の運用するバギーに中央救助隊が同乗し、要救助者の元へ。(水上の想定)
救出した要救助者を清原救急隊へ引き継ぎ
救助完了!
ヘリの参加項目が無くなったため(←残念ながらこのパターン最近多いですね)、地上部隊が全面的に注目される訓練となりました。
会場の配置も変わり、東梯子によるマイナス角伸梯救助もなくなって少しさびしい点も。。。
会場配置・天候の事情もあって撮影にはなかなか苦戦しました。反省点をまた次にいかしたいと思います。
できれば次は東支援の車上デッキを現場指揮所に、平石2や河内2の水難救助対応型ポンプと低所救助に強い簗下屈折か西屈折を・・・利根川水系コラボのときに望みをかけたいと思います。。。(ぜひ!ぜひ!!m(_ _)m
訓練参加された皆様、おつかれさまでした。
(※編集に時間がかかりすぎたため、まとまりがなくなりました。ご了承ください。)
2018-07-08 13:40
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